ヴィトン ショルダー付け根 交換
ヴィトンのバッグの中で修理の数が多いショルダー付け根の交換。実はこの付け根の交換には2種類の方法があります。キーポイントとなるのはヴィトンのロゴが入った「カシメ」を外すか否かによって作業内容が違ってきます。
① カシメを外さない
② カシメを外す
お客様は①を選択されました。
当然 カシメを取り外さない場合はショルダー付け根自体も取り外しが出来ない為に、この状態で革を加工して修理します。
元のショルダー付け根革を加工して継ぎ足して修理しております。
反対側も同じ様に切れかかっていますので、カシメを外さず加工修理致しました。
メリット デメリット
バッグの内側には縫い目が出ています。 カシメを外さないで補修した場合、この縫い目が表に出る事がマイナスとなります。逆にカシメを外すと縫い目は見えない処理になります。しかしながら取り外したカシメは再利用が出来ませんのでヴィトンのロゴがないカシメとなります。
内側に縫い目がありますと、他の修理が発生した場合 一度取り外しての作業になりますので、後々 面倒だとは思います。
お見積り価格 ¥5,500円(片方)となりました
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