何が違うの?
最近 多いです
お客様から巷のクリーニング屋さんで見かける「靴クリーニング」「バッグクリーニング」と何が違うの?って良くご質問を受けます。
正直 クリーニング屋さんがやられている「靴やバッグのクリーニング」が正しいとか大丈夫だとか 我々には分かりません。
なぜなら、靴やバッグのクリーニングには定義がないのです。何をやるから靴やバッグのクリーニングなんだと言う定義がありません
シーズンで行う靴やバッグのクリーニングは「衛生的」+「リペア技術」で成り立っています。内側は臭いや雑菌を抑える為に幾つかの方法で水洗いする 例えばバッグ外側に食べ物のシミが付きました。単純に洗って落ちるでしょうか? 相手は食油! 洗ったり市販の汚れ落としなどで落ちるでしょうか?
バッグの特性から 強い刺激を与えると更にシミが広がったり 脱色したり シワになったり 縮んだり 様々なトラブルが発生します そうならない様に「+リペア技術」が必要な訳です それも高度な技術が必要だと思っています
洋服のクリーニング業界も以前は職人さんが1点ずつ手洗い(水洗い)して、裏庭やベランダで干して、汗だくになってアイロンがけされていました・・・それが今では水洗いせず溶剤を使用して短時間で出来上がってきます。
このどちらもクリーニングと言います。要するに水洗いするか否か関係ないのだと…
お客様がどう判断されるかだと思います
革が水に濡れるとどうなる? この革は何の革? このシミはなぜ出来たの? 革に付いたこの汚れはどうやって落とす? 革への知識は正直 何年も携わった者のみ知るものだと思っています。 逆に私達は洋服の生地の事は一切分かりません。 だから洋服のクリーニングはやりません。知識がないので出来ません。
シーズンは革に関する事業しか行いません
鍵や傘や印鑑や洋服など別事業はやりません
シーズンは靴やバッグ等 革製品のメンテナンスを生業としています
まもなく1号店開店から20年となります 革を洗う洗剤開発から考えると 30年近く「革」に携わっております
私どもから 申し上げられるのは 他社の事は 何もわかりません ただ 私どもは30年も革の事だけに携わって来たので 皆さんが困った事は何とか出来るかなと思っています……
以上です